*Sari Bumi* ᬲᬭᬶ ᬩᬸᬫᬶ᭟ は、現在準備中です。

2020/12/03 15:51


●ルドラクシャについて

ルドラクシャは菩提樹の実のことです。
サンスクリット語でルドラ(シヴァ神)、アクシャ(目)を意味しています。
人々の幸せを想い、長年瞑想していたシヴァ神が目を開けた時、その目から零れ落ちた涙が大地に落ち、そこにルドラクシャの木が生えたと言われています。
ルドラクシャにはシヴァ神の神秘的な力が宿っているので、ルドラクシャを持つことでそのシャクティー(霊的な力)の恩恵を受けることができると信じられています。
浄化作用があり、一目見るだけでカルマを焼き尽くし、物事を良い方向へ導いてくれると言われています。

ルドラクシャにはmukhi(ムキ=面)があります。そのムキによって神様や効果なども変わるとされています。


●マーラーやアクセサリーについて

マーラーは1周珠数108粒+グルビーズ(へッド)を使用しており、ヨガや瞑想と同時に普段使い(日常のアクセサリー)として、気軽にお使いいただけるよう心掛けて制作しております。


●ルドラクシャのマントラについて
ルドラクシャにはムキにより対応マントラも違います。当店では必ずしもマントラを唱えることを推奨はしておりません。
慕っているバリの高僧(プダンダ)は「神様は万人の言葉がわかるので,難しいマントラを覚えることに集中するより,自分の言葉で向き合っても伝わる」とおっしゃっていました。
難しい決め事が多いと,それが出来なかった時,心の負担はかなりのものになります。
あまりたくさんの決め事を作らずに、ご自身の方法でルドラクシャと向き合っていただければと思います。
ただ、「Om Namah Shivaya;オーム・ナマ・シヴァーヤ」は面数に限定されない、すべてのルドラクシャに共通のマントラで、このマントラが繰り返し唱えられることによって、ルドラクシャは次第に活性化されると言われています。
またヒンドゥーにおける最高のマントラ【Gayatri mantraガヤトリーマントラ】もすべてのルドラクシャを活性化させます。
バリヒンドゥーでは【Puja Trisandyaプジャ トゥリサンディヤ】がこれにあたります。

浄化の際やお好きなタイミングでルドラクシャにマントラを聴かせることで、よりご自分のものとなって効果を発揮してくれることと思います。

●ルドラクシャを身に着ける際のご注意
よく言われるのは生理中には身に着けないということです。
ルドラクシャには血流をよくする効果があると言われているので、その影響もあるかもしれませんが、はっきりしたことはわかりません。
*Sari Bumi*が推奨する考えとしては、、
ヒンドゥー教では『血』というものは『不浄』とみなされ、『生理中』や『怪我などで出血中』の方は寺院に入ることができません。
また、『血』は地下界の悪霊ブタ・カロが好むものとされています。
ですので、このように『血』が出ている場合には身に着けずにバッグなどに入れて持ち歩くか、ご自身の決めた定位置で保管なさる方がよいかと思います。
こうした保管方法をとることで、身につけた場合と同様の効果があるとも言われています。
また、はじめて身に付けるのは『シヴァ神の日』である『月曜日』が良いと言われています。
これもあまりこだわりを持たずに,ご自分が身に付け始めたい日につけることが一番だと思っています。
これは1つのご提案ですので、ご自身のスタイルに合わせていただければ幸いです。

●お手入れ方法

《マーラーやブレスレットの汚れが気になった場合》
・人肌程度の生温いお湯にルドラクシャを浸し、液体石けんを加えしばらくそのまま浸します。
・歯ブラシなどの毛先の細いブラシで、ビーズの穴にこびりついた汚れや垢を落とします。(歯ブラシは新しいものを準備し、お手入れ専用としてください)
・水でよく洗い流し、数時間自然乾燥させます。
・オイル(サンダルウッドオイル、ココナッツオイル、パチョリオイルなど)を手に少量とりもみ込みます。(ココナッツオイルなどにお好きなエッセンシャルオイルを加えていただくことも、香りがよくなって素敵だと思います)

※天然石やsv925 goldplatedを組み合わせているものは,オイルをつけると変色することもありますのでご注意ください。
その場合はかたく絞った清潔な新しい布(専用布)でルドラクシャだけにオイルをつけて丁寧に磨くことをおすすめします。

《タッセルの汚れやクセが気になった場合》糸を束ねている部分より下を少し水で濡らし、それでも気になる時には、中性洗剤などで洗います。よく乾燥させてください。

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長い説明にお付き合いくださり、ありがとうございます。

*Sari Bumi*ではなるべく、皆さんの持っていらっしゃる直感を大切にしてマーラーやその他のアクセサリーをお選びいただきたいと思っています。

こうしなければならない、、というような情報はとても多く、時にはそれが戸惑いに変わりますし、決め事を多く作り過ぎるとそればかりに心が囚われて本質がおざなりになってしまうこともあります。

マントラや浄化、お手入れ方法などはご自身のできる無理のない範囲で、長く続けられるように向きあっていただければ幸いです。

『ココロのウチ』を大切にしたいと思っている*Sari Bumi*です。